受験生を取り巻く環境

共通テスト 出題傾向分析

Surrounding environment for students

受験生を取り巻く環境

早川先生

進路指導課長
早川 廣行 先生

 私が進路指導や数学を教えるときに共通して大事にしていることがあります。それは、生徒ひとり一人の個性と状況に合わせ、その生徒にとって最善となるように絶えず考えて指導することです。
 例えば過去に担当したこんな生徒がいました。その生徒は1年生のときから文理スクールに通ってくれていた生徒で、最初から名古屋大学法学部志望で裁判官になりたいという目標を持っていました。
 その子は数学が苦手で苦労していました。そのため高校の学年順位もあまり良くはありませんでしたが本人の努力もあり、センター試験対策の最終マーク模試で70パーセントの点数をとれるところようにまでなりました。そしてセンター試験本番では数学はⅠA・ⅡBともに80パーセント以上、全教科としては85パーセントを超える高得点を取ってきてくれました。この得点で名古屋大学法学部の推薦をもらえば、ほぼ確実に合格できると私は確信し、学校に推薦をしてもらうように保護者と生徒にアドバイスをしました。

 しかしながら高校の先生のアドバイスは異なり、京都大学にチャレンジしなさいとのことで推薦をしてくれませんでした。1年生からずっとその生徒を見てきた私は、その生徒の実力から、数学は2次試験では通用しないと感じていたので、2次試験の結果を重視する京都大学に合格できる可能性は低いと判断し、再度進路指導の先生に対し名古屋大学の推薦をもらえるように相談をする事をアドバイスしました。
 その結果、名古屋大学の推薦入試に合格し、名古屋大学に入学する事が出来ました。その後文理スクールでチューターとして後輩の指導にあたってくれ、大学4年生で見事司法試験にも合格しました。
 受験の選択としてどちらが良かったのかわかりませんが、生徒さん本人も親御さんも本当に感謝してくれたことが、私自身感動できた経験でした。
 高校としては京都大学合格の実績が欲しい、塾としてもそれは同じです。しかし、本当にそれが生徒にとってベストな選択かどうかを考える事が生徒の人生においても必要な事だと私は思って、日々すべての生徒の進路指導にあたっています。

『大学入試の歴史と現状』
 大学入試も半世紀を経て、大きく変革の時代を迎えています。2020年度から更に入試改革が始まり、大学入試センター試験に代わり、新しく「大学入学共通テスト」が導入されることが決まりました。
 1949年の「国立一期・二期校制」の開始から様々な変還を遂げてきた入試制度です。受験機会の複数化や大学の序列化など、その時々の問題と向き合いより良い教育への試行錯誤の連続で今に至っています。

大学入試の歴史は下記の通りです。
 1949年:大学入試の始まりとなった「1期・2期校制」
 1979年:面接等の導入が始まった「共通第1次学力試験」
 1990年:良質な問題の確保につながった「大学入試センター試験」
 2021年:新時代の入試の形となる「大学入試共通テスト」

 さて、来年度からスタートする大学入試共通テストは従来のセンター試験と同様に1月中旬の2日間で実施されます。また、この2020年度の実施よりすべての試験内容が変わるのではなく少しずつ変化していく部分もあるために、その年ごとの対応が今後は必要になってくると思います。
 そして近年、大学入試は二極化が顕著となり受験競争も年々厳しくなってきている状況です。現在、全国には国公立、私立大学を含め約750の大学があります、しかしながらその中でも約40%の大学が定員割れをしており残り60%の大学に全国の受験生が熾烈な戦いをしているのが現状です。
 そういった中、文理受験GROUPは名古屋本校を拠点に岐阜本校、尾張旭校、インターネット在宅授業の『文理eスクール』を展開しています。一人ひとりのニーズに合わせた個別指導、定期テスト対策など大学入試に直結する文理オリジナルメソッドで合格の道を最短で導くトータルサポート教育を実践している大学受験予備校です。
 大学入試の方式が多様化している中、AO入試、自己推薦入試、一般公募制推薦入試、共通テスト入試、一般入試とあり、各入試方式にリンクした指導、アドバイスが必要になっている状況です。
 文理受験GROUPでは、30年の歴史と実績をもとに大学入試の様々な要望に応え、講義、個別指導、質問対応自習室、ライブ授業配信、映像授業、Web個別指導にて保護者、生徒の方、また入試方法に合わせて指導出来る未来型予備校ですので是非、皆様のご来校、お問い合わせをお待ち致しております。