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受験生を取り巻く環境

Surrounding environment for students

受験生を取り巻く環境

状況総覧

現在の受験生を取り巻く状況は、「少子化」「経済的不安定」という2つのキーワードで特徴づけられます。

前世紀から続いている少子化の影響で、2007年辺りから「大学全入時代」に突入したと言われています。全大学志望者の人数が全大学の定員の合計人数を下回りつつある現在、定員割れを起こしている大学が日本の全大学のうち40%以上を占めています。また、志望者数の低下により大学経営が困難になったという事情により、聖トマス大学、三重中京大学等の4つの大学が2010年度からの学生募集を停止しました。

上のような状況の下で、受験における競争率は確かに全体としては低下しています。このことから、現在の受験生諸君の目に現在が好機と映るかも知れません。しかし、競争は今後も変わらず続いていくでしょう。有名大や国公立大への進学は、全ての受験生の願いであり、そうした大学の競争率は、ほとんど低下する素振りさえ見せません。どうやら、競争率の低下は中堅の大学に限定された現象であり、難関であり続けてきた大学は、今後も難関であり続けるようです。

ここにきて、2008年ごろから始まった不況がそうした大学の二極化に拍車をかけています。この不況は、受験に二つの傾向をもらしました。一つは、学費の高い私大よりも、学費の安い国公立大へと志望が高まるという傾向です。もう一つは、就職難の現在において、より手堅い職を手にするべく、特定の学部に志望者が集中するという傾向です。文系においては経済学系統、法学系統、理系でいえば農学系統、理工学系統でこの傾向は特に目立ち、少子化の波にもかかわらず、当該学部の競争率がさらに激化しています。

国公立と一部私大の特定学部に志望が集中している状況の中で、受験競争の熱は決して冷めることがないようです。